みなさんこんにちは!TSD プロダクトマネジメント部の古川です。
ほぼ月刊AWSとは、AWSの先月1カ月のAWSアップデートの中から、サーバーレスやWebフロントエンドにまつわるアップデート情報などをピックアップしてお届けする企画です。
2022年5月のアップデート情報は以下です。それでは見ていきましょう!👀
Amazon CodeGuru Reviewer でコードレビュー時にファイルとフォルダーのサプレッション機能が利用可能に
AWS CodeGrue Reviewer はAWSのベストプラクティスや知見をもとに、機械学習などの技術を活用してGitHubやCodeCommit上のソースコードをレビューし、潜在的な欠陥があれば検知・改善案を提案してくれるツールです。今回のアップデートで、一部のファイルやフォルダーをコードレビューの対象から外すことができるようになりました。これにより、例えばテストファイルや自動生成されたファイル、しばらく更新されないファイルなどで不要な検知を行わなくてよくなりました。
AWS Lambda が Node.js 16 のサポートを追加
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2022/05/aws-lambda-adds-support-node-js-16/
AWS Lambda がLTSバージョンである Node.js 16 をサポートしました。Node.js 16の主なアップデートとしては、Timers Promises APIやJavaScriptエンジン V8 9.0へのアップデートなどが挙げられます。詳しくはBlog記事を参照してください。
Amazon QuickSight の 1 クリック公開埋め込み機能が一般提供開始に
Amazon QuickSight で、コーディングや開発なしにダッシュボードをWeb ページなどに埋め込むことができる、1 クリック公開埋め込み機能が利用可能になりました。この機能が使えるのは現時点でエンタープライズ版のプランのみです。
Amazon CloudFront が、CloudFront-Viewer-TLS-header で TLS バージョンと暗号スイートの提供を開始
Amazon CloudFrontで、オリジンリクエストポリシーで使用するためにCloudFront-Viewer-TLSヘッダーを付与できるようになりました。このヘッダーではクライアントのTLSバージョンと暗号スイートを確認することができます。これを活用することで、各HTTPリクエストのTLSバージョンと暗号スイートにアクセスして、古いTLSバージョンのリクエストを制限するといったことが行えます。
6月27日(月)に「Amazon Web Services企業導入ガイドブック」が発売されるそうです。
これは2016年に発行されたAmazon Web Service企業導入ガイドブックの改訂版で、AWSサービス概要やセキュリティの基礎から、導入戦略の策定やTOC算出、マイグレーションやモダナイゼーションの方法など、導入検討時にポイントとなることが多いことについて解説されています。とても気になりますね!
先月のアップデートは以上です。それでは来月もお楽しみに!
この記事を書いた人
古川
犬を2匹飼っています🐶🐶
ミツエーテックラジオでもスピーカーをしています。ぜひ聞いてください!
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