サーバーレスやWebフロントエンド関係のAWSアップデート情報をキャッチアップ!ほぼ月刊AWS ─ 2022年3月号

古川2022.04.28

みなさんこんにちは!今月のほぼ月刊AWSをお届けします。 ` ほぼ月刊AWSとは、AWSの先月1カ月のAWSアップデートの中から、サーバーレスやWebフロントエンドにまつわるアップデート情報などをピックアップしてお届けする企画です。

2022年3月のアップデート情報は以下です。それでは見ていきましょう!👀

AWS が Customer Carbon Footprint Tool の提供を開始

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2022/03/aws-launches-customer-carbon-footprint-tool/

AWS re:Inventで発表されていた Customer Carbon Footprint Tool の提供が開始されました。これは、ユーザーのAWS利用時のCO2排出量をモニタリングできるサービスです。AWS請求コンソールから、選択した期間におけるサービス別・地域別CO2排出量、CO2排出量の総計が確認できます。

Amazon CloudFront がサーバータイミングヘッダーをサポートするようになりました

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2022/03/amazon-cloudfront-server-timing-headers/

CloudFrontで、Server-Timing ヘッダーを含めることができるようになりました。Server-Timing ヘッダーは、サーバーへのリクエストからレスポンスまでの間の詳細なパフォーマンス情報を提供します。Google Chromeでは開発者ツールで、受け取ったメトリクスをグラフ形式などで確認できます。

持続可能性の柱が AWS Well-Architected Tool で利用可能に

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2022/03/aws-sustainability-pillar-available-in-well-architected-tool/

2021年のAWS re:Invent で AWS Well-Architected Framework に持続可能性(サステナビリティ)の柱が追加されたというアナウンスがありましたが、AWS Well-Architected Tool上でもサポートされました。AWS Well-Architected ToolとはAWS Well-Architected Frameworkの支援ツールで、これを用いてワークロードの状態をレビューしたり、改善のアドバイスを得ることができます。

Amazon QuickSight が Groups Management UI をローンチ

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2022/03/amazon-quicksight-groups-management-ui/

Amazon QuickSightで、管理コンソールを用いてユーザーグループを管理できるようになりました。以前はCLIでしか管理ができなかったため、このアップデートによってより簡単にユーザー管理ができるようになりました。


クラウド技術者となったプレイヤーが、AWSを使って街の課題を解決しながらクラウドの技術を学ぶオンラインロールプレイングゲーム「AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner」が先月公開されましたね。

オープンワールド内でアバターを操作して、道中で出会う「課題を抱えた人」のお困りごとをAWSソリューションで解決するゲームです。

お困りごとを解決するプロセスでは、まず動画やドキュメントで学び、解決までのソリューションの実行手順を確認した上で、AWSコンソール上で手を動かしながら学びを実践できます。

これらは無料で利用できるため、AWSを学習したい!という方がいらっしゃいましたらぜひ。

先月のアップデートは以上です。それでは来月もお楽しみに。

この記事を書いた人

古川

犬を2匹飼っています🐶🐶
ミツエーテックラジオでもスピーカーをしています。ぜひ聞いてください!

#AWS#ほぼ月刊AWS

この記事をシェアする

この記事の目次