サーバーレスやWebフロントエンド関係のAWSアップデート情報をキャッチアップ!ほぼ月刊AWS ─ 2022年1月号

古川2022.02.18

みなさんこんにちは!今月のほぼ月刊AWSをお届けします。

「ほぼ月刊AWS」とは、AWSの先月1カ月のAWSアップデートの中から、サーバーレスやWebフロントエンドにまつわるアップデート情報などをピックアップしてお届けする企画です。

2022年1月のアップデート情報は以下です。それでは見ていきましょう!👀

AWS マネジメントコンソールで新しいコンソールホームを発表

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2022/01/console-home-aws-management-console/

AWS Management Consoleで新しいコンソールホーム画面が利用可能になりました。新しいコンソールホームはカスタマイズが可能で、ログイン後のホーム画面右上のアクションメニューからウィジェットの追加や削除、サイズ変更、位置変更が可能です。加えた変更は、共有アカウントを使用している他のユーザーには影響しません。現時点で8つのヴィジェットが利用可能ですが、今後追加されていく予定だそうです。実際のイメージはBlog記事が分かりやすいです。個人的には「コストと利用状況」ウィジェットがとても便利だなと、普段利用していて感じます。

AWS Lambda が ES モジュールと Node.js 14 の Top-Level Await のサポートを開始

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2022/01/aws-lambda-es-modules-top-level-await-node-js-14/

LambdaでESモジュールとTop-Level Awaitのサポートがされました。Top-Level Awaitとは、async関数を宣言せずにawaitを使える機能のことです。このアップデートは中国リージョンを除くLambdaを利用できるすべてのリージョンで使用可能です。

Amazon Location Serviceのマトリックスルーティングを発表

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2022/01/amazon-location-matrix-routing/

Amazon Location Serviceにはある地点から目的の地点までの経路や距離、時間を計算する経路計算機能がありますが、今回のアップデートでこの経路計算機能が拡張され、マトリックスルーティング機能が追加されました。これにより、複数の出発地から目的地までの運転時間と運転距離をすばやく簡単に計算できるようになります。最大350か所の配送元と350か所の目的地の対の合計122,500の運転時間と距離を単一のリクエストで取得できます。

Contact Lens for Amazon Connect で文字起こしの精度をチューニングするためのカスタム語彙がサポートされました

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2022/01/contact-lens-amazon-connect-vocabulary-transcription/

Contact Lens for Amazon Connect に、カスタム語彙の機能が追加されました。これはContact Lendsの音声テキスト化で適切に認識されない単語、固有名詞など、ドメイン固有の単語やフレーズをリストに登録することで、文字起こしの精度を向上させることができる機能です。

AWS Step Functions でローカルなワークフローを模擬的にテストすることが可能に

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2022/01/aws-step-functions-support-workflows/

AWS Step Functionsはローコードのビジュアルワークフローサービスです。アプリケーションの構築、ビジネスプロセスの自動化、AWS のサービスを利用したデータと機械学習のパイプラインの構築に利用できます。これまでAWS LambdaやAmazon SQSと連携したStep Functionsをテストするには実際の AWS リソースのエンドポイントを叩く必要がありましたが、今回のアップデートで、ローカル環境でStep Functionsの動作確認ができるようになりました


AWS re:Invent 2021の最新アップデート紹介セッション(Recap)の動画と資料が以下のページで公開になりました。

https://aws.amazon.com/jp/events/reinvent-2021-recap/

ユースケース別に開催されたRecapの他に、先月開催されたAWS Builders Online Seriesの中で開催された「AWS re:Invent Recap キーノートダイジェスト」のアーカイブも専用ページで公開されています。

注目のセッションカテゴリーは以下です。

  • Tech Use Case
    • Front-End Web & Mobile 編
    • Serverless 編
  • Industry
    • デジタルネイティブビジネス向け
    • マイグレーション&モダナイゼーション編
    • サステナビリティ編

などなど…ぜひチェックしてみてください!

先月のアップデートは以上です。それでは来月もお楽しみに

この記事を書いた人

古川

犬を2匹飼っています🐶🐶
ミツエーテックラジオでもスピーカーをしています。ぜひ聞いてください!

#AWS#ほぼ月刊AWS

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