サーバーレスやWebフロントエンド関係のAWSアップデート情報をキャッチアップ!ほぼ月刊AWS─2021年8月

古川2021.09.13

みなさんこんにちは!今月のほぼ月刊AWSをお届けします。

「ほぼ月刊AWS」とは、AWSの先月1カ月のAWSアップデートの中から、サーバーレスやWebフロントエンドにまつわるアップデート情報などをピックアップしてお届けする企画です。

8月のアップデート情報は以下になります。それでは見ていきましょう👀

Amplify Geo for AWS Amplifyのデベロッパープレビュー発表

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2021/08/announcing-amplify-geo-developer-preview-aws-amplify/

Amplify Geoは、マップと位置情報検索をWebアプリケーションへ簡単に追加するためのAmplifyライブラリです。機能追加のためのAPIとUIコンポーネントを搭載しています。内部的にはAmazon Location Serviceが採用されています。

AWS Amplify HostingがNext.jsバージョン11のサポートを発表

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2021/08/aws-amplify-hosting-support-next-js-version-11/

AWS Ampliy HostingがNext.jsのバージョン11をサポートしました。これにより、ISRや画像の自動最適化、スクリプトの軽量化などが容易にできるようになります。

Amazon Personalizeでビジネスメトリクスに基づいたレコメンデーションの最適化が可能に

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2021/08/optimize-personalized-recommendations-business-metric-choice-amazon-personalize/

Amazon Personalizeで、任意のビジネス指標に基づいてパーソナライズされたレコメンデーションを生成できるようになりました。ここで言うビジネス指標とは、例えば動画の総再生時間や収益、利益率などを指します。

Amazon CloudWatch Syntheticsが視覚的なモニタリングをサポート

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2021/08/amazon-cloudwatch-synthetics-supports-visual-monitoring/

スクリーンショットと、もとのサイトの状態を比較し、要素がどれだけ差異が発生しているかに基づいて成功・失敗の判定を行えるようになりました。これによって、ブラウザの表示崩れなどのUI上の変化を監視できるようになります。

CloudWatchダッシュボード向けカスタムウィジェットを発表

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2021/08/custom-widgets-amazon-cloudwatch-dashboards/

今回のアナウンスで、Amazon CloudWatchダッシュボードにCustom widget(カスタムウィジット)の追加が行えるようになりました。これはLambda関数をウィジットとして登録できる機能です。Lambda関数の戻り値はHTMLやMarkdown、JSONが利用可能です。Markdownの場合はHTMLとして出力されます。どのようなカスタムウィジェットを構築できるかは、サンプルライブラリを参照してください。

ピックアップは以上です。

9月28日(火)~30日(木)開催AWS Dev Day Online Japanの登録が開始しました。このイベントは開発者が今身につけておくべき実践的な知識とスキルを得る機会です。概念的な話から、実例に基づくHowToや明日から使えるノウハウなどを得ることができます。

それでは来月もお楽しみに!🐶

この記事を書いた人

古川

犬を2匹飼っています🐶🐶
ミツエーテックラジオでもスピーカーをしています。ぜひ聞いてください!

#AWS#ほぼ月刊AWS

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